引越し時の不用品買取のポイント:どこに売るのがおすすめ?
どこに売るのがおすすめ?
近年、古くなった品物の再利用は盛んに行われています。
そこには、日本に古くからある「もったいない」精神が、少なからず影響しているのかもしれません。
昔と現代では取引方法が少し違いますが、インターネットの普及に伴い、かつて以上に買取してもらいやすくなっています。便利かつ効率的な手段、利用しない手はありません。
◇フリーマーケット
フリマことフリーマーケットは、多くの地域で行われています。
大々的なイベントとして催されていたり、公園や神社といったところで小規模開催されているなど、規模もさまざまですが、いずれも不用品をお金に換えられるチャンスとなります。
フリーマーケットには、お客さんに直に不用品を勧められる、魅力を細かく伝えられる、金額交渉に対応して買ってもらえる可能性を高められる、などのメリットがあります。
しかし、現地までの運搬に手間がかかる、売れない可能性もある、基本的に周辺地域の人しか見に来てくれないなどのデメリットも伴います。
メリットとデメリット、双方を見比べて検討しましょう。
◇ネットオークション
近年の不用品買取市場において、大きな存在感を見せているのが、このネットオークションです。
大手検索エンジンやテレビCMでも頻繁に紹介されていることから、利用したことがない人であっても知っているという人は少なくないはずです。
インターネットを通して、地域に限らず全国の人を対象に売り出せるため、売却の可能性は、より高まるでしょう。ただ、買い手がつくまでにある程度の期間が必要であったり、あるいは対面で進めることができなかったりと、多少のデメリットはあります。
引越しまでの期間や、魅力アピールの工夫など、慎重に考えた方が良いでしょう。
◇リサイクルショップ
期間に関して、ありがたく感じられる方法としては、このリサイクルショップでしょう。
売れるかどうかという心配をする必要がなく、対応不可な不用品以外であれば、基本的には高確率で買い取ってもらうことができます。また、金額のつかないような品でも、無料引き取りしてくれるケースがあるため、いずれにおいても、個人で処分するより便利といえます。
デメリットとしては、店まで不用品を持っていく必要があるということでしょう。
引越し準備で忙しい中、遠方までわざわざ持っていかなければならないとなると、少し不便です。中には、引き取りに来てくれる業者もありますが、その分の手数料が引かれることも懸念されます。
良い面と不便な面、双方を比較しながら考えるべきでしょう。
リサイクル業者を利用する際のポイント
近年、広がりを見せるリサイクルサービスですが、日常的に利用しているという人は、あまり多くないかもしれません。
スムーズかつお得な不用品買取を実現するなら、専門業者を利用する方が安心です。とはいえ、ニーズの多さから、リサイクル業者は数多く存在します。
その中から、どのように選べばよいのか、また利用のポイントにはどのようなものがあるのかなど、押さえておくと良いでしょう。
◇集荷サービスに注目
同じリサイクルであっても、持ち込み専門なのか、それとも集荷できる会社かに分かれます。
いずれも、査定や買取の内容に変わりはありません。
持ち込めば、その分良心的な金額を提示してくれるサービスも見られますが、おすすめは、後者の集荷可能な会社です。なぜなら、持ち込みの場合はレンタカー代やガソリン代によって、余計な出費が出る場合があるためです。
集荷可能な会社については、集荷費用なしでリサイクル引取りしてくれるところもあるようです。
より良心的なところを見極めて、ベストなお得さを実現してみてください。
◇予約のタイミングが重要
集荷に来てくれる業者を選ぶ場合、タイミングには気をつけるべきです。
連絡したからといってすぐに来てくれるわけではありません。また、前もって連絡した場合でも、スケジュールが埋まっている場合などは、希望日時を指定できないかもしれません。
とはいえ、利用するこちら側としても引越しのスケジュールがあるわけですから、融通を利かすことも難しいです。そういった状況に陥らないよう、かなり余裕を持って予約しておくことが大切です。
特に、春先などの新生活シーズン、不用品処分が必要になりやすい年末の大掃除シーズンなどは気をつけるべきです。万が一のことも考え、一社だけでなく複数社をリストアップしておくことも安心に繋がります。
集荷に来てくれるからといって油断せず、余裕を持たせた予約がポイントとなります。
◇不用品に合わせて検討する
同じリサイクル業者であっても、あらゆるものを総合的に取り扱っているところもあれば、ジャンルに特化して運営されている場合もあります。
物によっては、種類に合った会社を選ぶ方が、より高額査定に繋げられる場合もあるでしょう。例えば、家具・古本・CD・ゲーム・骨董品などです。ブランドや希少価値がかみ合えば、不用品処分どころか、利益を得られることも期待できます。
こうした工夫もまた、スケジュールや時間に余裕があってこそできることです。
余裕を持って準備しましょう。