引越し時の不用品買取のポイント:不用品を「売る」メリット
はじめに
普段、物置や棚の奥にしまいこんでいるものでも、引越しのタイミングで、ちゃんと処理をしなくてはなりません。必要なものであれば、もちろん新しい住まいへ持っていくわけですが、そうでない場合、自治体のルールに従って処分しなくてはなりません。
そのため、不用品の処理に困るという場合も、多いのではないでしょうか。
とはいえ、この処分には手間や費用を要する場合があるため、慎重に行うべきです。そんな中、役に立ってくれるのが、不用品を売却するという選択肢です。
手元から離れるうえ、場合によっては利益まで得られるという効率的な手段となります。
一口に売るといっても、いくつかの手段に分かれるため、状況に適した方法を選択することが大切です。
引越し時に不用品を売るメリットやおすすめの方法などをまとめました。
それぞれの特徴をしっかり把握して、便利に役立ててみてはいかがでしょうか。
引越しの際、不用品を「売る」メリット
不用品売却については、通常の処分を行う以上にメリットが感じられます。
どのようなメリットを期待することができるのか、以下に代表的なものをまとめました。
◇引越し費用を抑えることができる
住居から住居へ生活を移すというのは、結構な出費が伴います。
荷物を移動するのみならず、運び出しや運び込みも頼る形となるためです。
そしてこの費用には、移動距離のほか、荷物量も大きく影響します。すなわち、費用を抑えたければ、いかに荷物を減らせるかということが重要になるのです。
その点、引越し以前に不用品を売却処分できていれば、その分の荷物が減らせます。
特に、たんすやベッド、ピアノなどの大物は別途搬入出量がかかり、引越し費用に響くことも懸念されます。
次の住まいで必要な場合でも、一旦売却処分して、新生活スタート後に再度買いなおすといった方法が、よりお得なケースもあります。
◇処分費用の節約ができる
ただ捨てるだけとはいえ、不用品処分には、結構な費用がかかってしまいます。
物や選択する手段によっても異なりますが、いずれも決して安価とはいえません。
代表的な料金目安としては、以下のようなものがあります。
大きく分けると、自治体と回収業者の二種類に分かれるため、それぞれをご紹介します。
・ベッド
1,000~1,800円(自治体)
3,675~5,250円(回収業者)
・洗濯機
2,300~2,400円(自治体)
3,675~5,775円(回収業者)
・たんす
300~2,500円(自治体)
3,000円~(回収業者)
・ソファー
1,800円(自治体)
3,150~7,350円(回収業者)
このように、それぞれで数百円~数千円の費用を要します。
引越しともなれば、これら不用品は、一つや二つに留まらないことでしょう。そうなってくると、結果的に大きな損を被ってしまいます。
その点、売るという手段を利用すれば、出費が大きく抑えられます。引越し費用だけでも負担がかかるタイミングにおいて、嬉しい選択肢となってくれることでしょう。
◇処分どころか利益すら得られる場合も
不用品を売るうえで、特に大きいメリットと感じられることは、利益に期待できるという部分ではないでしょうか。
節約を試みたところで、ある程度まとまった金額を要してしまうのが引越しです。不用品売却によってプラスが出れば、さらにお得な引越しも実現可能となります。
不用品は、言い換えればある種のゴミでもあるため、価値がつきにくいようにも思えるかもしれません。
しかし、必ずしもそうとは限りません。状態の良さやブランド、市場における人気などがかみ合えば、それこそ引越し費用すらも上回る利益が得られる可能性があります。
そのときポイントになるのが、売るための方法です。いくつかの方法があるため、状況に合った売り方を選択することが大切です。
次項にて、そんな売却方法もまとめました。ぜひチェックしてみてください。