不用品回収や粗大ごみの処分方法や比較:1.不用品の代表的な処分方法
粗大ごみなどの不用品をいつまでも持っていても邪魔になるだけですし、少しでも早く処分したいと考えている方もおられることでしょう。ただ、粗大ごみや不用品の処分を今までしたことがない方にとってはどのような方法が存在するかすら分かりませんよね。そこで、ここでは代表的な不用品回収、粗大ごみの処分方法などについてご紹介したいと思います。
不用品の代表的な処分方法
不用品の処分方法と言っても実はいくつかの方法があります。それぞれの方法についてここではご紹介します。
【知人に譲る】
自分にとっては不用品でももしかすると欲しがる人もいるかもしれません。もし自分の周りにそのような知人がいた場合には譲ってしまうという手もあります。もっとも手軽な方法ですし、お願いすれば取りに来てくれるかもしれませんからこれはメリットでしょう。不用品の処分にはお金がかかるケースがほとんどですが、知人に譲る場合だとそのような費用も発生しません。
コスト面や手軽さという部分で優れていますから、周りに自分が廃棄しようとしている不用品を欲しがる人がいれば譲ってあげると良いでしょう。ただ、あれもこれも押し付けようとすると嫌がられてしまいますし、人間関係にヒビが入ってしまう恐れもあります。今後の人間関係に影響が出ないように気を付けてください。
【ネットオークションに出品】
インターネットオークションを利用している方ならオークションで売却するという手もあります。完全なゴミだと落札者は現れないかもしれませんが、コンディションが良い家具やまだ使える家電などなら落札される可能性は十分あります。インターネットオークションを利用するにはアカウントを作らなくてはなりませんが、一度アカウントを作ればその後は面倒な手続きなども必要ありません。
不用品と思っていたものが売れるということもありますし、モノによってはそれなりの価格で落札できることもあります。コスト面では抜群ですし、思わぬ副収入をゲットできるかもしれません。デメリットとしては落札までに多少時間がかかってしまうことがあること、最悪落札されない場合もあることです。落札されないとなると結局出品を取り消し、また処分する先を探さなくてはなりません。二度手間になってしまうというリスクもあります。
【自治体の粗大ごみ回収】
自治体の粗大ごみ回収サービスを利用するのもアリです。役所のホームページなどから依頼できるケースが多いですし、直接電話して問合せることもできます。自治体が運営しているサービスですから安心感がありますし、法外な料金を請求されるような心配もありません。比較的料金もリーズナブルですし、実際に利用したことがあるという方は多いのではないでしょうか。
リーズナブルな料金で利用できるだけに自治体の粗大ごみ回収サービスを利用しようとしている方は大勢います。そのため、時期によっては予約がなかなか取れないこともありますし、しばらく待たないといけないことも考えられるでしょう。そのため、すぐに粗大ごみを処分したいという場合にはあまり向いていないかもしれません。また、リーズナブルな料金とはいえ不用品を処分するのに多少なりともお金がかかることをデメリットと感じる方もいます。
【引っ越し業者に依頼する】
引っ越し業者の中には不用品回収のサービスを行っているところもあります。少ない量なら無料で請け負ってくれることもありますし、たくさん処分するとなると有料になることがほとんどです。引越しのついでに処分することができるというメリットがありますし、わざわざ自分たちで搬出や運搬などもしなくてよいのはメリットでしょう。
引っ越し業者に依頼する場合の費用はまちまちで、業者によって大きく異なります。わずかな料金で処分してくれるような業者がいる一方、引っ越し料金を安くして不用品回収の料金を高く設定しているようなケースもあります。引越しの業者を選ぶときには相見積もりで選ぶと思いますが、その時に不用品回収の費用についても見積りを出してもらいましょう。先ほども言ったように引越し料金と不用品回収の費用を分けている業者もいますし、せっかく引越し料金を安くできたのに不用品の処分代でたくさん取られてしまった、ということにもなりかねません。
【リサイクルショップ】
リサイクルショップに売却するという手もあります。リサイクルショップではさまざまな中古品を扱っていますから、不要になったものを買取ってくれる可能性は十分あります。近所にリサイクルショップがあるという場合は一度見にきてもらうと良いかもしれません。ほとんどのリサイクルショップでは出張買取なども行っていますし、搬出から運搬まで任せることができます。
うまくいけば不用品がお金に化けるかもしれませんし、ささやかなお小遣いもできるかもしれません。ただ、リサイクルショップによって買取できるものとできないものもありますから、場合によっては不用品を買取ってもらえないこともあります。また、買取るどころか逆に処分費用を求められることもありますから注意しましょう。